もう一か月以上、このブログから離れていました。
このところ、明けても暮れても脚本を書き続ける日々。
書く以外の時間は、食べて寝るだけ。
井戸の底につるべを下ろして、
「映画」 という水を少しづつ汲み上げています。
いくつかの企画が並行して進んでいるものだから、
脳細胞はミラクルに伸縮を繰り返して忙しい。
それだけでじゅうぶん刺激的な毎日なのに、
映画の企画段階というのは収入から見放されるため、
暮らしのサバイバルまで強いられて、
ついついブログに向かう気力を奪われておりました。
お恥ずかしい。
そんなところに届いた一冊の女性誌。
FRaU (フラウ)
08年3月号
講談社
定価¥500-
「FRaU」 が注目するアーティストやオピニオンリーダーが、
お薦めの映画を紹介する連載 「女のスパイシーシネマ」。
今月号に登場するのは、女優の鈴木杏さん。
セレクトした映画から導き出された色のイメージと、
杏さんの心象風景が語られています。
その中に 『世界はときどき美しい』 のことが!!
「緑 = ふと、浄化される感覚」
というコメントを添えて紹介してくれました。
こんな風に観てもらえていたことに、強く励まされます。
歯を食いしばりながら、
なんとか自分をふるい立たせようとしている時だから
なおさら嬉しい。
鈴木杏さん、ありがとうございます。
TSUTAYA店頭の 「GIRL’S STYLE」 コーナーでも紹介されています。
そちらでも是非チェック&レンタルしてみてください!!
◆付記
市川崑監督の訃報を知りました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
ああ、星が落ちた ・・・ という
静かな悲しみがあります。